社交界ダンス

社交界ダンスというとあまり聴き馴染みがない方も多いかもしれません。

社交界ダンスはソーシャリティダンスということで広がっていきました。その起源は遡ること900年ほどの歴史があります。本格的に社交界ダンスとして広まっていったのは、18世期頃のことです。

ダンスというとワルツがこの頃主流でした。場所は主に舞踏会です。現代の感覚からすれば、舞踏会でワルツというのもあまり聴き馴染みのないものではないでしょうか。ワルツというとクラシックでイメージもしやすいかもしれませんが、社交界ダンスも広がっていきました。社交界ダンスはシックなダンスだけではなく、派手な衣装で踊るものも社交界ダンスに含みます。社交界ダンスには、正装をしてダンスをするスタンダードなモダンとラテンの両方があるのです。

モダンダンスの中には、ワルツやタンゴが含まれます。この二つは有名なので、曲を聞けばすぐにわかるのではないでしょうか。ワルツは優雅な三拍子なので、とても特徴的です。まさに社交界ダンスといったらこのワルツは有名です。ワルツには、ヴィニーズワルツというものもあります。こちらはさらにクラシックな感じのダンスです。それからタンゴは、キレのあるダンスで情熱的なダンスなのが特徴的です。独特のリズムとステップで雰囲気のあるダンスでロマンチックですよね。それから、スローフォックストロットという四拍子のダンスもあります。

どれも素敵なダンスですが、マナーを守って気持ちの良い空間を壊さないようにすることも大事です。女子を誘うのは男性の方からです。相手の女性が一人であれば、お辞儀をして女性が了承すればお誘い完了です。もし相手の方にパートナーがいる場合は、パートナーに了承を得て、パートナーもまた女性に聞いて了承を得る必要があります。歩くときは、女性が右側を歩き、左腕で男性の腕を組みます。ダンスが終わったら元の場所まで女性をエスコートして帰します。一連の流れを頭に入れておくと焦らずに社交ダンスに踏み切ることができます。