社交ダンスはお年寄りが踊るダンスというイメージがまだまだ大きいのではないのでしょうか?筆者自身は大学から社交ダンスを始めました。その経験をお伝えし、少しでも興味を持っていただけたらと思います。
筆者自身は昔TVでやっていた「ウリナリの芸能人社交ダンス」が小学生の時に好きになり、何となく憧れを持っていました。そして実際に始めることになったのは大学生になってから。それまでまさか自分が踊るとは思ってもいなかったのですが、社交ダンスサークルがあると知り早速入りました。
部員は大学1年生から、既に大学を卒業しているOBの先輩方までいました。在学生の男女比は、女性の方が圧倒的に多かったため、先輩方が教えに手伝いに来てくれているのでした。社交ダンス部の活動の目標は、年2回の大学祭のステージで踊ること。普段の練習が週2回で1回4時間でした。そして夏休みには3泊4日の練習合宿があり、一日中ダンス漬けの日々を送りました。
私達が発表していた社交ダンスの内容ですが、毎年テーマを決め、そのテーマに沿って曲決めと衣装決めを行っていました。これがまた楽しい!毎回こだわっていたところは、若者に社交ダンスに興味を持ってもらうこと。社交ダンスらしい曲も使っていましたが、ディズニーの曲、ジブリの曲などのアニメの曲やJ-popの曲を選ぶことが多かったです。
衣装は、ドレスらしいものから私服のようなものまで様々でした。どのような私服を使ったかと言えば、例えばデニムのひらっとしたミニスカートに上はカラフルなポロシャツといったものです。踊り方ですが、一組がソロで踊るもの、3組又は4組が同時に踊るフォーメーションがあり、それぞれに良さがありました。
ダンス未経験者でも頑張り次第でかなり上達します。サークル外でもプロの先生の教室に通って指導を受け大会に臨む部員もたくさんいました。 社交ダンスは男女の距離が近いダンスだということに抵抗がある方もいるかもしれませんが、すぐに慣れてしまいます(笑)ダンスとなると手をつなぐこと、距離が近いことに全く違和感がなくなるのです。
お願いしま〜す!
はいっ!
という感じです(笑)
綺麗でいようと自然に意識できることも社交ダンスの魅力の一つ。社交ダンスは大きく分けるとスタンダードとラテンに分かれます。ラテンの衣装は露出が多いので、体を絞って綺麗に見せたいという気持ちが働きます。ヒールを履いて踊るので、私生活でヒールを履かなかった私は社交ダンスを始めてからはヒールばかり履くようになりました。思っているよりもずっと運動量が多く、筋肉がついて体が引き締まります。今まで使ったことのない体の使い方をしますので、最初は筋肉痛だらけになると思います。
良いことづくめの社交ダンス。もちろんお年寄りになってから始めても楽しいと思いますが、アップテンポの曲に合わせて踊る、可愛らしい衣装を着て抵抗なく踊れるのは若いうちではないでしょうか?是非一歩を踏み出してみましょう!