社交ダンスをやってみたいけど、どうやって始めたらいいか分からない、そもそも何歳から何歳まで出来るの?どんな人たちが楽しんでいるの?と疑問に思いますよね。実は社交ダンスはとても間口の広い世界なのです。ご年配の方、運動が苦手な方、10~20代の若者にスポットを当ててみていきます。
まずご年配の方です。社交ダンスと言われると、なんとなく年齢層が高いイメージはありませんか。半分その通りで、社交ダンスは非常に年齢層の幅が広いのです。小学生のお子さんであったり、定年退職後に始めた方であったり、更には100歳になっても社交ダンスをすると豪語される方であったりと様々な方がいらっしゃるのです。ですがご年配にお勧めしたい一番の理由は、昨今社交ダンスが認知症予防としてとても注目されているからです。相手を気遣いながら、体を動かすことが認知症予防に有効ではないかとされているのです。社交ダンスは一人では出来ませんから、人との交流をたくさん持てるのです。人との交流は、人間の脳に良い刺激を与えます。
次に運動が苦手な方です。リズミカルにステップを踏み、ヒラヒラとした衣装を棚引かせる姿を見ると、憧れる反面引っ込んでしまいがちになられてしまうでしょう。しかし運動が苦手な方にも、社交ダンスは楽しめる競技・スポーツなのです。先述の通りご年配でも楽しめる運動量になっていますので、運動が苦手な方でも楽しく踊ることが出来ます。またバックに流れる音楽のテンポもゆったりとしていますので、安心して踊ることが出来ます。体育は苦手だったし、体育会系のノリも苦手だと思うかもしれませんが、意外に社交ダンス初心者は運動が得意な方でも手を繋いだりすることに気恥ずかしさを覚えるようなのです。パートナーとの距離が近い分、相手を想う安定した距離感が保てると言えるでしょう。
最後に10~20代の若者です。実はテレビやアニメ、漫画などの影響で始める方も大勢いらっしゃいます。活気に溢れ行動力のある彼らにとって、人と一緒にダンスをすることは楽しい事でもあります。社会人になりたての若者などにとっては、サークルであったり部活であったりの感覚もあって熱心に通う方も多いそうです。そしてひらひらとし華やかな衣装は、男女共に少し大人びた気持ちにもさせてくれるのです。パートナーと組んでダンスすることで、学校や会社以外の人と交流が持て沢山の刺激を与えあえるでしょう。
社交ダンスはパートナーとの距離が近い分、相手を気遣う事が大切になってきます。どのような世代であっても、その距離感が良い影響を与えてくれそうですね。