日本でも社交ダンスにハマる人が増えてきています。「これからはじめてみよう」と思っている人も多いのではないでしょうか。そもそも、社交ダンスとは一体どのようなものかについて、知っておいた方が良いと思います。
社交ダンスには合計で10種類のものがあることをご存知でしょうか。ざっくりいって、スタンダードとラテンに大別されることになります。初心者もこれぐらいの知識は身につけておきましょう。社交ダンスの一般的なイメージといえば、スタンダード種目です。男性の衣装は燕尾服で女性はロングドレスを着用しているイメージ。テレビや映画、ネット上などで社交ダンスが取り上げられる場合、大体の人がこのようなシーンを想像するかもしれません
ワルツやタンゴ、ベニーズワルツ、スローフォックストロット、クイックステップの5種類がスタンダード種目です。先ずはじめに学ぶことになるのが、ワルツとなります。社交ダンスをマスターするためにも、ワルツを習得しなければ話になりません。もちろん、見よう見まねのレベルではなく、完全なものにしなければ意味がないといってもいいかもしれません。
ワルツは、簡単にいえば、クルクルと回転しながら踊るイメージです。ある程度、慣れてくると、男女のステップも合うようになり、楽しくなってきます。タンゴはワルツよりも若干難しいとされますが、情熱的な雰囲気が人気の社交ダンスです。音楽もどことなく切ない感じがします。
ベニーズワルツは、ワルツよりも難易度が高くなります。スピードが速くなるのも、特徴であり、宮廷などで披露するのが一般的です。スローフォックストロットは、ゆったりとしながらも、流れるような軽やかな動きが求められる社交ダンスです。名前の一部にある「フォックス」の由来は定かではありませんが、人の名前にちなんだという説が有力視されています。クイックステップは、飛んだり跳ねたりの一連の動きがスムーズにできなければキレイに見せることができません。スタンダード種目の最高峰といえます。