諸君も、人間的性質をリセットしろ。
リセットする絶好の機会がこの『リセット作戦』だ。
──伯壬旭軍帥
*『リセット作戦』軍帥インタビュー*
—終に作戦シリーズも最後の13を迎えました。このシリーズは本当に凄かったと思います。太陽系の星を隕としたからでしょうか。先日軍玉が仰言っておられました。“個人の運命も、国や世界の運命もホロスコープによって起っているなら、これまでの惑星の歪みが個人や世界を歪めて来たのは当然だ。”
伯壬旭軍帥(以下帥) まさに。軍玉の言うとおり、そのままだ。地球を天の高みから見降して来た星が地に隕されてしまえばプライドもなくなるし、天地の乖離もなくなる。この故に超人作戦は世界と個人に甚大な変革をもたらした。
—さて、その最後の作戦名が『リセット』ですか。終に世界も個人もリセットされるのですね。
帥 リセットされる。作戦の目的は大雑把に言って三つある。
1.第一原質(プリマ・マテリア)を作り出す
2.全天を地に隕す
3.旧来の人間関係—情と利益に基いた人間関係—を
リセットし、世界をカタストロフィに持ちこむ。
全ては第1の「第一原質(プリマ・マテリア)」を作り出せるかどうかにかかっている。
—第一原質とは言われている「触媒」のことですね。
帥 そうだ、「0触媒」がプリマ・マテリアだ。
—それを通ることによって個人も世界も全く別のものとして生まれ代る触媒ですね。
帥 超人数 〈13〉は「迷走(行方も知れぬ旅)」、《13》は「等質」 だ。この二つを纏めると「0触媒」になる。エーテルを等質化すれば、ベクトルが定まらなくなる。だから「迷走」だ。
—なるほど、エーテルの等質化とはエーテルのリセットのことですね。
帥 そうだ。これまでのエーテルはごちゃごちゃ条件付けられてしまっている。言うなれば色んな色が付いてしまっている。これを単色化しないと、あるいは無色化しないと、新しい人間、新しい世界を構築できない。「0触媒」も形成されない。
—分ります。
帥 G素数順列、—GとはGeneratorのGだが—の13は
〈1,2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37〉「13階段」
《1,2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37》「リセット」
だ。
—なるほど13階段の死刑台を登って、そして「リセット」される、ということですか。
帥 いろんなリセットがあるが、この場合エーテルのリセットだ。それによって0触媒をつくることが可能になる。
—分りました。第2の「全天を地に隕とす」とは何のことですか。
帥 既に太陽系の惑星、小惑星、衛星は隕としてある。今回は全天、即ち全ての星を地に隕すことを企図している。
—無数にある宙(ソラ)の星をみんなですか!?
帥 全てだ。余りに企図していることのスケールが大きくて、結果がどんなになるか、は予測不能だ。というよりは敢て予測しないようにしている。起きることが楽しみだからな。
—と仰言っても少しでも予め分ると我々もそれなりの対処はできると思いますので、少しで結構ですから予測して頂けますか。
帥 よし分った。
我々のエーテル脳に全天の星が納まる。我々の脳がそのまま宇宙になる。
—ミクロコスモがそのままマクロコスモになるのですか!
帥 なるようだな。
—すると、シリウスやベテルギュース、アンタレス、デネブ、スピカといった大吉星の力をもろ我々は受けることができるようになるのですね!
帥 なるだろう。その場合も脈絡なくその力が全発するのではなしに、脳内ホロスコープでその位置の近傍にある惑星を通して発動する、と考えられる。全星が脈絡なく発動したら却って何が何だか分らなくなってしまうだろうからね。
—なるほど。
帥 ウッ?
—どうされたんですか。
帥 全天の星を脳に隕すと凄い効果がある! 別のことだ。人間世界の蜘蛛の巣、偽2次元平面、を星の火で焼くことができる!
—軍帥と女帥が四月の『アポカリプスZX』の中で語っておられた蜘蛛の巣ですね、死霊は蜘蛛である。蜘蛛が人間社会でネットワークを作っている、という。
帥 これまで「星の光」という言い方はあった。星を、恒星を地上に隕すと地表が文字通り無数の「星の火」のネットワークで蔽われ、これが蜘蛛の巣を焼払うのだ。
—おぅ!
帥 人の脳にも蜘蛛の巣が張られている。この蜘蛛の巣も焼けるぞ! 湿った波動が来ても脳蓋の「星の火」で波動を焼ける!
—凄いことです! 地表の蜘蛛の巣が人間社会の汚い構造を形成し、脳蓋ですか、脳天といってもいいと思うのですが、脳蓋(脳天)に張られた波動の巣としての蜘蛛の巣が我々を苦しめ、操って来たのですね! これらを焼くことができる。素晴らしいことです!
帥 星の光じゃない、これからは星の火、星火だ。星が天にある時は星の光でも、隕ちた後は星の火、「星火」なのだ。恒星は太陽だ、灼熱の火だ。
—凄いです。
帥 よしよしよしよし、ついに忌わしい蜘蛛共を制圧できるか、死霊蜘蛛奴等が! 年貢の納め時だあ!
—軍帥、乗って来られましたね。
帥 乗って来た。大会戦に向う前のように湧く湧くするぞ。
—軍帥はつくづく軍人ですね。
帥 軍人だ、魔軍人だ。
—第3の目的—旧来の人間関係をリセットし、世界をカタストロフィに持ちこむ—に移ってよろしいでしょうか。
帥 これは当然、第1の「0触媒」にも、第2の「星火」にも関係がある。0触媒と星火によって世界のエーテル構造を焼払いリセットする。人間関係は「利害関係」か湿った「情関係」か、のどちらかだ。双方と云ってもいい。利害関係に情を絡めるのだな。
—人間関係で悩んでいる人は多いです、物凄く多いです。
帥 そうだな、学校の時から “思いやり”だの “和”だの
“社会的”だの教えられるからな。僕が小さい時から教師は云っていたよ “社会で役立つ人間になりなさい”ってな。俺は思った。そんなこと知ったことか! 社会に役立とうが害になろうが、俺は俺だ! 以後これをずっと貫いて来た。高校の時からこの傾向が顕著になった。気の合わぬ奴—殆ど—とは口をきかなかった。大学で運動部に入ったが、つき合いを全くやらなかった。先輩が “小島、皆ともっとつきあえ”と云って来た。無視した。大学の学部でも教授が同じことをアドバイスして来た。 “小島君もっと友達とつき合った方がいいよ。”“つき合う価値がある奴なんかいませんよ”俺は答えた。どういう筋道でそういう話になったか覚えてないが教授は親鸞の話をし出した。教授は浄土真宗の寺の生まれだった。ここまではまだよかった。ところが教授は “禅などくだらない”と云った。俺は激怒した “先生は何も分っていない! 禅を修されたことがあるのですか、先生は!”教授は脅えたように口ごもった “いや……” “自分でやったこともない禅をなぜ批判できるのですか!”教授は気拙そうに黙ってしまった。
就職しても同じやり方だった。一切の “人間関係”を無視した。気の合う奴が一人いて、そいつとだけはよく話をしたがね。俺は人間関係ってやつが本当に嫌いだったね。だからといって自分から避けたわけじゃない、向うが寄って来なかっただけだがね。
—軍帥には寄りつき難いんだと思います。
帥 “寄りつき難い”か。そういえばよく言われたな、その言葉を。
帥 昔話になっちゃった。さて本題に戻そう。つき合いとしての人間関係もあるし、利害関係としての人間関係もある。経済活動など全て人間関係だからな。取引先とのおつき合いとか、銀行関係とのおつき合いとか、こういったものを一切持たずに小なりといえども会社をこれまで潰さなかったのは俺一人かもしれんな、とこないだ思った。これは案外大したことなのかもしれないねえ。
—軍帥の周りには素晴らしい方が沢山居られるのではないのですか。
帥 外部との関係のことを云っている。いくら内部スタッフが優秀でも、外部との人間関係を持たない会社はまず間違いなく(株)ZXだけだ。日本で会社が何百万社あるか分らんがね。こういう俺だからこそ人間社会の蜘蛛の巣を焼払うことができる。そこから甘い汁を吸いながら焼払う、そんな芸当は誰もできないし、第一やらない。
—はい。
帥 国と国との関係も同じだ。貿易など人間関係だし、外交関係も人間関係だ。そういう一切の人間関係を焼払う。総リセットだ。カタストロフィが人間社会を襲う。元来13という数は「顛倒(テントウ)」という数だ。「カオス」とも関係が深い。カタストロフィとは窮極のカオスだ。この世のものは全てリセットだ。諸君も、人間的性質をリセットしろ。リセットする絶好の機会がこの『リセット作戦』だ。
—はい。皆、自分を変えたくても、どうにもできません。人間的性情が変えたいと思う心にブレーキをかけて来ます。
帥 人間的性情自体はリセットされたくないのだからな、当然だ。アクセルを踏みながら同時にブレーキを踏んでいるんだから変りようがない。
—どうしたらいいんでしょう。
帥 “変りたい”ではなくて “死のう”でなければ結果は出ない。時々刻々死人として生きる。こう云ってもまあ個人レベルで出来る人はまずいない。だから作戦の価値がある。マクロのドライブの中で行えば、ミクロ即ち個人レベルでは人間的性情が抵抗不能だからだ。
—つまり「リセット」の宇宙エネルギーが駆動されている時に、その磁場に参入する、ということですね。
帥 そうだ。鉄竜体道師範がよく “〜したいではなくて〜する”に変えろ、とメッセージを送っているが、その通りで、〜したい、というのはその裏に、することに抵抗する人間的性情が必ず隠れている、つまりアクセルとブレーキを同時に踏むことだ、ということをこの際確認しておきたい。
—なるほど、〜したいの裏には〜させないぞという動機が隠れているのですか、よく分りました。
帥 〜したい、と言えば言うほど〜させないぞという抵抗意志が強化されてくる。その希望が達成されない絶対の保証だ。だから、こんな世の中変えたい、と思えば思うほど、言えば言うほど世界は変らない。だがこの情況が一気に変る瞬間が来る。「この世の中を屠り去る、滅す、」という鉄の意志が出現した時だ。この時人々の “変えたい”は“変える”“滅す”に一転するからだ。
—軍帥の出現ですね。
帥 俺は23才の時、“世界を革命する” “この世界を滅す”と決意した。そして40年以上経った現在、世界をエーテル構造から崩壊させ始めた、急速に。俺の周りに “世界を変えたい”希望から“世界を滅す”意志に転換した、死をも恐れぬ鋼鉄の戦士たちが集まり始めたからだ。私の直接的周囲の人々のことだけを云っているのではない。諸君の知らない鋼鉄戦士たちが既に待機しているのだ。
—何人ぐらい居られるのですか。
帥 自覚に達している者が700人、自覚には至っていないが何かのきっかけで直ちに自覚に達する者が28000人。
—28700人といえば四個師団の人数に当ります。既に軍団と云えます。
帥 そうだ。1個師団の戦闘兵員は5、6千人だから、1軍団と云える。だが、これは現時点での数に過ぎない。今後この数は幾何級数的に伸びていく。さほど遠くない将来、30万人になるだろう。
—30万人といえば影の石火兵団の数です。
帥 その通り。間もなく30万の石火兵団が地上に出現する。成吉斯汗の軍団が西アジアから東ヨーロッパを侵略し始めた時、その人数はただの20万人ぐらいだった。20万であの大帝国を作ったのだ。だがその20万は全て石火兵だった。通信能力、輸送能力、武器能力等、当時と較ぶべくもないほど発達した今日、30万の石火兵団があれば、世界は簡単にリセットできる。
—分りました。天地の機はいよいよ熟して来たのですね、楽しみです。
帥 心の準備を日々固めておくことだ。
—はい、そうします。
ZX暦15年1月25日
(旧2008年4月10日)
常識人の私にとってはすごい覚悟で人間関係をリセットします。どうして今までしてなかったのかしら、中途半端だったのです。もしや理解し合えるかと、無駄な望みを持っていたのです。別に理解されなくてもいいか、冷えた関係になってもいいか。冷えた関係の方が反っていいのかもしれません。
清々しくなります。まるで柏手を打った後のような気が漂います。
人間関係リセットは、詰まるところ、自分の感情のリセットなのだと思います。
何もかも無くて、感情も無くて、そうしてとても豊かな人生を、リセットして送ることができます。私もリセット、あなたもリセット、何もかも無しです。
伯緑姫
・これまでのエーテルはごちゃごちゃ条件付けられてしまっている。
言うなれば色んな色が付いてしまっている。
これを単色化しないと、あるいは無色化しないと、新しい人間、新しい世界を構築できない。
・今回は全天、即ち全ての星を地に隕すことを企図している。
・我々のエーテル脳に全天の星が納まる。我々の脳がそのまま宇宙になる。
・人の脳にも蜘蛛の巣が張られている。この蜘蛛の巣も焼けるぞ!
湿った波動が来ても脳蓋の「星の火」で波動を焼ける!
・0触媒と星火によって世界のエーテル構造を焼払いリセットする。
・一切の人間関係を焼払う。総リセットだ。
・“変りたい”ではなくて“死のう”でなければ結果は出ない。時々刻々死人として生きる。
こう云ってもまあ個人レベルで出来る人はまずいない。
だから作戦の価値がある。
(『リセット作戦』インタビューより抜粋)