デカルト座標皆さんが使っておられる座標系は「デカルト座標」といい、数学者であり哲学者でもあったデカルトが初めて考案したものです。原点を中心としてx軸は右に行けばプラスの数値が拡大し左に行けばマイナスの数値が拡大していきます。y軸に関しては上がプラス、下がマイナスです。

我々は何気なくマイナス数値を使っています。たとえば宝くじに5万円投資したが2万円しか戻って来なかった。3万円の損だ、マイナス3万円だ、と。プラス 3万円であれば1万円札が3枚手の中に在ります。しかしマイナス3万円というお札はこの世に存在していません。マイナス値に現物はないのです。マイナス値は頭の中の計算値として存在しているに過ぎません。この世にマイナス値は存在していません。なのに皆存在していると思っている、錯覚です。妄想です。私が借金とは財産だ、と断定している根拠がここにあります。20万円の借金をして20万円のパソコンを買ったとします。すると20万円のパソコンがそこに厳然として存在しているでしょ! 我々のマイナス思考は多分にデカルト座標から発生しています。
初めの宝くじの話に戻ります。初めは5万円持っていたのに今は2万円しかありません。残りの3万円はどこに行ったのでしょう、「反世界」に貯金してあるのです。
反世界を考えるにはどういう座標系を用いたらよいのでしょうか。「ガウス座標」です。「複素平面」とも云います。

ガウス座標のy軸は虚数軸で、虚数単位i(i2乗=-1)が用いられています。正世界即ちこの世で二乗してマイナスの値になる数は存在しません。が、反世界では存在しています。 ガウス自身は反世界に気付いたわけではありませんが、ガウス座標は正世界並びに反世界を表しています。虚数軸は時間軸です。実数軸は空間軸です。 A、B、C、D四つの部分に座標全体を分けましたが、Aは正世界を表し、Cが反世界を表しています。BとDについては複雑になるのでここでは説明を省きます。 Aは空間値も時間値も正です。この世にマイナス空間は存在していません。存在する空間は全てプラスです。またこの世では時間は「過去→現在→未来」と流れます。この時間の流れをプラスの時間と考えます。 Cでは空間値も時間値もマイナスです。マイナス値の空間は反世界にあるのです。反世界では時間は「未来→現在→過去」と流れます。しかしこれらの考え方は正世界に居る我々から考えての話です。反世界に居る存在から見れば、どの空間もプラスでありどの時間も「過去→現在→未来」と普通に流れているのです。だが我々は正世界に居ますから我々の立場で考えればよいのです。そうしないと頭が混乱してしまいます。我々の頭は正世界用につくられているからです。
反世界というと我々には無関係な世界のように錯覚しますが、どうしてどうして、我々は年がら年中反世界と関係しています。
たとえば我々は明日のことを考えます。明日は正世界には存在していません。ところが反世界には明日は我々の過去と同じ確かさをもって存在しているのです。なぜなら反世界では時間は
未来→現在→過去
と流れているからであり、未来は現在よりも前に存在しているからです。 “我々の過去と同じ確かさをもって存在している”と言いましたが、これは我々自身が自分の未来に侵入できない場合です。この場合我々は運命に翻弄されます。
だが考えて下さい。我々は未来を確然と思い描くことができます。確然と思い描くことができなければ我々は運命に翻弄されます。しかし我々は未来に侵入することができるのです。我々は反世界の時間の中に侵入することができます。だから侵入してそこで自分の望ましい未来を“確定”してしまえばよいのです。そうすれば「未来→現在」の時間の流れに乗って、望ましい未来が現在の中に実現します。 但し、未来のことを単に思い描くだけで反世界の中に入ることはそんなに易しいことではありません。我々の思い描く未来は正世界ともいえず反世界ともいえぬ曖昧な領域に漂っていることが殆どです。
そのために聖品があります。私は聖品の中に反世界の未来エネルギーを封入することができます。もっと正確にいうと聖品とは反世界の望ましい未来とこの世を繋ぐ原点――時間の穴――なのです。この穴を通して未来がこの世にチャンネルされてくるのです。
だが聖品が正常に機能するには条件があります。それは私を信じて下さることです。時間の穴は私が発見し、私が管理しています。だから私に疑いをもっておられたら時間の穴は皆さんと同調しません。同調しなければ未来を皆さんにチャンネルさせることができません。
初めから私を信じることは難しいでしょう。それなら私に賭けてみて下さい。皆さんは明日という日が来ることを信じるから今日を生きられるのでしょ。明日が来るかどうかは全く証明されていません。それなのに信じておられる。それが「信」の原点です。賭けとは信なのです。
以上が「チャージ」の内容です。改めて言えばチャージとは望ましい未来を確定し、それを時間の穴を通して皆さんと繋ぐことです。
ZX暦13年7月8日
(旧2006年9月21日)
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